マイクロカプセル化した水および相変化物質を用いた植物および種子の微気候制御ならびにその方法

(57)【要約】 菌除草剤は、種子、発芽種子、苗または草木のごとき農作物に、溶液中で噴霧するのに適合し、農作物表面への徐放のためのマイクロカプセル化された水のごとき加湿剤を含む。また、本発明のさらなる具体例において、マイクロカプセル化相変化物質は農作物表面上の温度を制御するために溶液中に添加される。固着剤は、農作物上のマイクロカプセルの保持を増強するのに用いられる。該溶液は、宿主に対する菌除草剤である真菌または細菌の有効性を増強し、低温での結霜/凍結保護を提供するように働いて、農作物表面上の微気候を制御する。本発明の他の態様において、水および／またはパラフィン系炭化水素のごときマイクロカプセル化相変化物質は、微気候を調節して、生育を増強し、農作物に感染する土壌病原体の能力を制限するために、農作物表面に適用される。