準カプセル溶融塩蓄熱材及び溶融塩蓄熱器

【課題】高温領域まで使用できる準カプセル溶融塩蓄熱材及び溶融塩蓄熱器を提供する。【解決手段】ＳｉＣハニカムユニットと、溶融塩であるＮａＮＯ３、ＫＮＯ３、ＮａＮＯ３、ＣｓＮＯ３、Ｃａ（ＮＯ３）２、等からなり、また、ＮａＮＯ３の含有量が５０ｍｏｌ％以上である準カプセル溶融塩蓄熱材及びこれらを充填する蓄熱器である。準カプセル溶融塩蓄熱材を充填する蓄熱容器の内表面は、ステンレス、耐熱性塗料を塗布した鋼材、セラミックまたはガラスで構成されている。ＳｉＣハニカムを用いた準カプセル溶融塩蓄熱材は、１２００℃の耐熱性・耐腐食性を有するＳｉＣを用いているので、溶融塩（共融混合物を含む）の種類を変えることで高温まで使用できる。【選択図】図２