脱 銅 電 解 用 鉛 ア ノ ー ド

(57)【要約】 【目的】 本発明は第３金属元素の添加をする必要のない鉛アノードの提供を目的とする。 【構成】 鉛アノードの浸液部分に、該鉛アノードの厚さの１〜１０倍の径の貫通孔を複数個持つものであり、該貫通孔の鉛アノードの浸液部の面積に占める割合が４〜５０％となるようにする。 【効果】 本考案の鉛アノードでは貫通孔が熱等による応力の逃げ場となるため、歪の発生が防止できる。このため本考案の鉛アノードを用いれば、歪による短絡の発生も防止できる。さらに、人手で行っていた歪の修正も不要となり、鉛アノードの寿命も長期化する。